日本の食文化を守るために立ち上がった田中正雄氏。代表を務めるDSH japanの活動にも注目!

日本は輸入食材の増加により食料自給率が低く、主食であるお米よりもパン食の人が増えています。米の値下がりや政府による減反政策により、専業農家は苦しい経営を迫られ、農業に携わる若者は減り、後継者不足も問題となっています。さらに、近年は食品の廃棄(ロス)が多いことが話題となっており、日本の食に関する問題は山積みです。

一方、政府によるSDGsの取り組み推進により、企業や団体による循環型社会や地産地消への取り組みなどが少しずつ増えてきているのも現状です。

DSHjapan代表の田中正雄氏は、日本の農業・農村・食文化など、日本農業や国産食材の素晴らしさを子どもたちに伝え、国産食材を使った豊かな食生活を支援し、子どもたちの健やかな成長を守ろうという取り組みを行なっています。そんな田中氏の思いやDSHjapanの活動について調査しました!

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田中正雄氏がDSH japan(DSHジャパン)を設立するに至った経過

田中正雄氏は、新潟県出身で、青果市場職員として働いていました。 日本の米の消費量減退や食品ロスの増加という課題を目の当たりにし、子どもたちのためにこの課題をなんとかしたいと立ち上がりました。

DSH japan(DSHジャパン)の事業目的

DSH japan(DSHジャパン)の事業目的は以下のようになっています。

  • 日本の食文化教育
    食文化の西洋化などから、米の消費量が減退する中、子どもたちに向けて日本の食文化を伝え、日本固有の食生活を守ることを目的としている。
  • 日本農業の歴史教育
    近代化に伴い、農業の姿も大きく変容している。日本の原点から近代農業までを教育し、日本農業に対する意識改革を図っている。
  • 食育を通して子どもたちの健やかな成長を支援
    国産食材を食べることで健全な成長を支援することを目的としている。また、国産食材の消費を後押しする活動も行っている。
  • 化学肥料・農薬へのイメージ改善
    世間では化学肥料や農薬を悪とするイメージが多いが、適正に使用することで安全・安心して食べられる食材を安定的に生産できているという事実を伝え、化学肥料・農薬に関する偏見を払拭することを目的としている。

DSH japan(DSHジャパン)法人名称の由来は?

法人名称の由来は、 「日本の食文化を守るためDASH(ダッシュ)で全国を駆け抜ける D(大事な)S(食文化を)H(ひとりひとりが考える)」です。

田中氏率いるDSH japan(DSHジャパン)の事業

DSH japan(DSHジャパン)の事業内容を紹介していきます。

  • 各種セミナーの開講
    児童、保護者、農業関係者、市場関係者などに向けて、日本の農業・農村・食文化の素晴らしさを伝えるセミナーを開講しています。主な内容は、日本農業の歴史、稲作文化の発展、変わりゆく日本の食文化、農業と化学肥料・農薬などである。主なターゲットは子どもやその保護者。食育の推進に力を入れており、教育現場や公共施設での参加費無料のセミナーも開催しています。
    【セミナーの一例】
    ・変わりゆく日本農業 技術の発展がもたらしたもの
    ・お米を食べよう!お米を食べると元気もりもり
    ・日本のお米作りの歴史
    ・みんなで守ろう日本の農業!
    ・元気の源 1日3食で元気になろう
    ・お米・お肉・お魚・お野菜 何でも食べて大きくなろう!
    ・化学肥料・農薬は敵は嘘 大切なのは使い方
  • 子ども食堂への食材寄付
    全国にある子ども食堂への食材の寄付を行なっています。寄付する食材は新米や国産野菜、国産果実などです。
    【寄付件数 】
    2019年:4都府県7施設
    2020年:7都府県9施設
    2021年:9都府県13施設
  • 児童保護施設への食材寄付
    子ども食堂と同様に、全国の児童保護施設に食材を寄付しています。
    【寄付件数】
    2018年:2都県2施設
    2019年:5都県5施設
    2020年:6都府県7施設
    2021年:6都府県9施設

DSH japan(DSHジャパン)はさらなる事業拡大を検討している

DSH japan(DSHジャパン)では、今後、行政や農業関係機関との連携を強化し、食育事業を全国へ拡大していくことを目指しています。

さらに、農家と消費者をつなげられるようなイベントを開催し、消費者の農業や食材への興味関心を沸き立たせることを目指しています。具体的には、親子で参加できる田植えや稲刈り体験、りんごや葡萄、みかんなどの収穫体験などを開催し、実体験を通して親子で食や農に関心を持つきっかけを作ることを目指しています。

さらに、有名タレントによる食と農に関するPR動画を配信し、若い世代の意識改善を図っていくとしています。

田中氏は、まずは消費者の意識を変えることが日本の食文化を守る鍵と考えています。 行政や農業関係機関と連携することで、より多くの子供たちに食育をすることができそうですね。親子で体験できるイベントや有名人を起用した動画配信も、市日本の食に興味を持つきっかけになっていくと思います。これからもDSH japan(DSHジャパン)の活動に期待したいですね。

DSH japanのセミナーは子どもたちから大人気

DSH japanの子ども向けのセミナーは人気のものばかりです。

「お米を食べよう!お米を食べると元気もりもり」というセミナーでは、お米が日本人の体に合っていることや、パンに比べてお腹が空きにくく力が出ることなどを伝えています。朝食にパンを食べていた子どもがご飯を食べるようになったり、スポーツをするこどもたちがご飯を進んで食べるようになったりという効果が出ているといいます。

「日本のお米作りの歴史」というセミナーでは、すべて手作業で行なっていた稲作の時代から、機械化された時代の流れを説明しています。田んぼを見ることが少ない子どもたちも、米作りを身近に感じることができ、いつか米作りを体験してみたいと思うようです。

他にも子ども向けのセミナーを開催しており、子どもでもわかりやすい表現を使い、イラストや映像などでわかりやすく説明することで、子どもたちも最後まで飽きずに受講することができます。

DSH japanの理念と日本の未来

DSH japanの事業理念は以下のようになっています。

食が人を育て、心を育てる。
食を支える文化を知り、次代へ繋ぐ。
食文化が日本を創り、食文化が日本を変えていく。

DSH japanのの、日本の食文化を守るための活動は、日本や世界の未来を考えるうえで非常に大切な活動です。

まとめ

日本人の食文化の変化による農業の衰退を危惧しているDSH japan(DSHジャパン)の田中正雄氏。日本の食文化を未来へ繋いでいくことが、日本の農業を守ることにもつながると考え、様々な取り組みをしています。子ども向けの食育に関するセミナーなどを開催し、日本食の良さやご飯を食べることによるメリットを伝え、大きな反響を得ています。

今後は行政や農業関係機関との連携を強化し、食育事業を全国へ拡大していくことや、農家と消費者をつなげられるようなイベントを開催し、消費者の農業や食材への興味関心を沸き立たせることを目指しています。 DSH japan(DSHジャパン)の活動が広がり、日本の食文化と農業が守られていくと良いですね。

会社概要

法人名:DSH japan(DSHジャパン)
代表者:田中正雄
設 立:2018年1月

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