いま流行りのセルフエステとは?メリット・デメリットから選び方まで

セルフエステ

最近、テレビやSNSなどでよく耳にするセルフエステ。従来のエステサロンは、プロのエステティシャンが施術してくれるのに対し、セルフエステはエステマシンを自分で操作し、自分で施術をするサービスのことをさします。エステティシャンがおらず自分で施術をする代わりに、エステマシンをリーズナブルな価格で利用できると幅広い世代の女性に人気が高まっています。セルフエステをこれから利用してみたいと考えている方に、本当に自分ひとりでエステができるのか、セルフエステのメリット・デメリットやセルフエステサロンの選び方を細かく解説いたします。

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セルフエステのメリット

エステティシャンの代わりに自分でエステマシンを操作して施術するセルフエステは、従来のエステサロンと大きく異なる特徴を持ちます。

1.価格がリーズナブル

セルフエステの最大のメリットは、プロのエステティシャンに任せるのではなく、自分で施術するため料金を抑えられることです。多くのセルフエステサービスがスポーツジムと同じような定額制(サブスクリプション)をとっており、一定の金額で使い放題のため、好きな時間に好きなだけ施術できます。

「今月は金欠ぎみだからエステサロンに行けない!」なんて、わずらわしさを感じることも少なくてすみます。

2.エステマシンが使い放題

セルフエステではプロ仕様のマシンを自分で使えるのが、自宅でのケアと異なる部分です。各社によって利用できるエステマシンが異なりますが、セルフエステサロンは従来のサロンに比べて最新の美容機器を積極的に導入しているため、いち早く試すことができます。

3.自分で施術

従来のエステサロンではエステティシャンに身体を見られるため、抵抗を感じる方もいます。セルフエステであれば、誰にも見られることなくプロ仕様のマシンを使ったエステを楽しめます。体型や肌トラブルなどを見られる心配もありません。

また、従来のエステサロンではサロンによって施術コースが異なります。集中的にケアしてほしいと思っていても、その部位がコースに含まれていなかったり、少しの施術で終わってしまったりする場合があります。セルフエステであれば、気になる部分を集中的に施術できるため自分の望みどおりの結果へ導けるのです。

そして、しつこい勧誘がないのも嬉しいポイント。エステの勧誘がイヤで避けてきた人でも、安心して通い続けることができます。

セルフエステのデメリット

セルフエステの一番のデメリットは、手の届かない範囲は施術できないことです。

例えば、背中などは手が届かないため、セルフでケアすることが難しいです。また、マシンの説明書だけでは、正しい使い方がわからないこともあるようです。基本的に、スタッフがしっかり教えてくれますが、セルフエステのお店選びを間違えるとお金と時間の無駄になってしまうこともありそうです。 さらに、すべて自分で施術するため癒しの要素が少なく体力を使います。エステマシンで肌や身体のケアはできても、精神的なリラックスを得られず、体力を思った以上に使ったりすれば、セルフエステを魅力的に感じられなくなるかもしれません。

サロンの選び方

では、どうやって自分にあったセルフエステサロンを選べばよいのでしょうか。ここではいくつか重要なポイントをあげていきます。

1.料金プラン

利用したあとから高額請求されたり、思った以上に料金がかかったりするのを防ぐために、わかりやすい料金設定のセルフエステサロンを選びましょう。

基本は月定額会員とその都度払いのビジター会員があるパターンが多いです。また、月定額料金とは別でマシンの利用料がかかったり、延長すると割増料金がかかったりと、セルフエステサロンによって料金設定が異なります。

また、セルフエステでは、脱毛などセルフで施術することが難しい部位に対応するため、一部だけプロのエステティシャンにお願いできるオプションサービスなどを提供していることがあります。サロンによってオプションの有無、追加メニューの有無は異なるため、こちらも併せてチェックしておきましょう。

最初は都度払いで利用し、料金やサービスが自分にあうかどうか確かめてから月会員になると失敗することはありません。

2.立地

セルフエステサロンによっては、最寄り駅から離れていることがあります。そのため、できるだけ通いやすいサロンを選ぶようにしましょう。通いにくいサロンを選んでしまうと、せっかく月定額会員になっても足が遠のいてしまい、費用を無駄にしてしまうことも考えられます。 また今のところ、セルフエステは首都圏など人口が多い地域にしかありません。今後、徐々に広まっていく様子が伺えるため、こまめに出店情報をチェックしましょう。

3.お試しや体験ができるかどうか

初回体験無料や1ヵ月お試し料金などトライアルができるかチェックしましょう。実際に利用した結果、思っていたほどの効果を得られなかったり、料金やサービスに関してトラブルが起きたりした場合、後悔する可能性があります。

マシンの種類

セルフエステサロンには、実際にエステサロンで使用するプロ仕様のマシンがあります。自分が求める施術ができるようにマシンの種類をチェックしておきましょう。大手エステクリニックと同じものを採用しているサロンもあれば、自社製品のオリジナルマシンを導入しているケースもあります。どちらがいいかは一概にいえませんが、もし様々な部位を施術したいのであれば、置いてあるマシンの種類が多いサロンを選ぶといいでしょう。

セルフエステを続けているうちに、最初気になっていた部位のほか、他の部位もケアしたくなる可能性があるため、ラジオ波やキャビテーション、EMSマシン、ハイフなど、肌ケアから痩身まで、主要なマシンが一通りあるセルフエステサロンを選ぶことをおすすめします。

■ラジオ波(RF)

ラジオ波は高周波の電磁波を利用して身体を深部から温め、冷えて固まった脂肪を柔らかくし燃焼しやすくしてくれるマシンです。「冷え性で代謝も悪い」「脂肪を効率的に排出したい」という人におすすめです。キャビテーションと併用すると、より効果的に脂肪を排出できます。

■キャビテーション

キャビテーションは、切らない脂肪吸引とも呼ばれます。脂肪に専用のマシンで超音波を当て、体内に発生した気泡が弾けるエネルギーで脂肪細胞を破壊する施術です。壊れた脂肪細胞は血中へ溶け出し、リンパ管や血管を通じて体外へ排出されやすい状態になります。脂肪やセルライトに絶大な効果が期待できます。

「二の腕や太もも、お腹などの脂肪が気になる」「セルライトを除去したい」という人におすすめ です。超音波で脂肪細胞を破壊するため、リバウンドが少なく、効果的にダイエットを行えます。

■EMS

EMSは電気刺激を与えることで筋肉を動かす機械のことを指します。電気で筋肉を動かすことで、身体を引き締められます。

筋肉をつける為には体を動かす運動が必要ですがEMSを使えば体に取り付けたパッドから流れる電流で筋肉を収縮させ、寝ながら筋肉を鍛えることができます。継続することで筋肉量が増え、脂肪燃焼の促進や、代謝アップにつながります。 「引き締まった身体を目指している」「メリハリのある女性らしい身体になりたい」という人におすすめです。

■LED

美容皮膚科などで行われるLED治療では、専用の機器を使ってLEDを肌に連続的に照射していきます。LEDは肌のキメやくすみを解消し、弾力を取り戻すため、美肌効果が期待できます。

LEDにはさまざまな色の種類がありますが、光の色によって肌の到達深度が異なるため効果にも違いが出てきます。自分の気になる症状にあったライトを選びましょう。 「年齢による肌悩みが気になる」「キメが荒く、ニキビを繰り返している」という人におすすめです。

■超音波

超音波は微細な振動で、皮膚では細胞を活発化させ、皮下脂肪では脂肪燃焼を手助けし、筋肉では収縮させ引き締めます。また、目に見えない汚れであっても肌の表面に浮き上がらせ落とすことが可能です。肌の不調を取り除きながら美容液などの有効成分を肌の奥に浸透させることもできます。

そのため、「肌荒れを繰り返している」「ターンオーバーを整えたい」という人におすすめです。

■イオン導入

イオン導入器は電気を使って美容液に含まれる有効成分をイオン化することで肌の深い部分まで届けることが期待できる機器のことです。肌の角質層ではプラスイオン、顆粒層ではマイナスイオンが多い状態であり、そのためその間で弱い電気が流れています。その電気は、美容液に含まれる有効成分が肌の奥深くに届くことを妨害してしまうため届きにくくなってしまうといわれています。イオン導入をすることで、有効成分を肌の深い部分まで届きやすくするのです。イオン導入には専用の美容液が必要なため、サロンに用意されているか、自分で用意する必要があるか確認しましょう。

「最近小じわが目立ってきた」「肌の乾燥が気になる」という人におすすめです。

■スクラバー

別名、超音波ピーリングとも呼ばれるスクラバーは、ウォーターピーリングで超音波の振動を利用し、表面に塗った水や化粧水、ジェルなどと一緒に、古くなった角質や余分な皮脂汚れなどを浮き上がらせて取り除く美容マシンです。ただし、やりすぎは肌のターンオーバーが乱れる原因となるので、注意が必要です。

「毛穴の汚れが気になる」「小鼻の皮脂が溜まっている」という人に絶大な効果があります。

■ポレーション

ポレーションは、電気の力を利用して美容成分を肌の奥に浸透させる施術です。特殊な電気パルスで一時的に皮膚に小さな穴を開け、その穴に美容成分を入れて浸透させます。

イオン導入とは異なりいろいろな美容液で施術が行えるため、悩みにあわせて美容液を選びましょう。

「シワやたるみを改善したい」「肌のキメを整えたい」という人におすすめです。

■脱毛

セルフエステでは、エステサロンで使用している脱毛マシンを利用することもできます。自分の気になる部分を重点的におこなえるため、「以前エステで脱毛をしたけど、部分的に毛が生えている」という人におすすめです。ハイジニーナ脱毛など、人目が気になる部分を脱毛したい場合も、安心して施術できます。

まとめ

セルフエステであれば、費用を抑えながら自宅ではできない高度な美容ケアができます。最新のエステマシンを利用して、理想的な肌や体型を目指したい方におすすめです。また、セルフエステサロンを選ぶときは、料金プランやトライアル、マシンの種類について調べておくことが大切です。それ以外にも、自宅でもセルフエステを習慣づけるとより効果がアップするでしょう。

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