ジャズピアニスト森田香央里さんは作曲家としても「児童合唱組曲くまモン」で活躍!経歴や受賞歴を調査しました。

ジャズピアニストの森田香央里さんは、気鋭の作曲家としても知られています。こちらの記事では森田香央里さんについて紹介していきたいと思います。

ラクラボはアフィリエイト、広告収入等を目的として取材費や制作費、あるいは掲載費などをいただいて記事を掲載しています。

森田香央里さんはどんなピアニスト?

森田香央里
くまモンオフィシャルホームページ過去ブログより

森田香央里さんはどのようなピアニストなのでしょうか。みんなの人気者「くまモン」の児童合唱組曲の作詞作曲を手がけたのが森田香央里さんです。

森田香央里さんのプロフィール

森田香央里さんは1987年、大分県に生まれました。大分県立大分上の丘高等学校音楽部(合唱)OG、そして東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業しています。

2012年に奏楽堂日本歌曲コンクール第19回作曲部門、中田喜直賞の部で入選したほか、全日本合唱連盟と朝日新聞社の主催による2013年度・第24回朝日作曲賞(合唱)を受賞しています。また、2015年、東京リーダーターフェル1925の創立90周年事業公募でも最優秀賞を受賞しています。

熊本県立劇場からの委嘱作品「児童合唱組曲くまモン」が、2016年の第58回熊本県芸術文化祭でプレミア公開され、好評を博しました。その他にも多くの作曲、編曲を手掛けています。

森田香央里さんのSNS

森田さんはTwitterとYouTubeで、そのほかに公式ホームページを開設しています。
①Twitter
https://twitter.com/kaori_morita 

②YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tNgosOhDewI 

③ホームページ
https://kaorimorita.net/

色々な情報が載っていますのでぜひご覧になってみてください。

森田香央里さんの経歴や受賞は?

森田香央里

森田 香央里 (もりた かおり)

東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。
第19回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門、中田喜直賞の部、入選。
第24回朝日作曲賞(合唱組曲)受賞。

在学時から作曲、編曲の他に、伴奏、室内楽の分野でも研鑽を積み、ジャズユニット、即興演奏など、様々な分野で演奏活動中。近作に、いずれも竹久夢二の詩による「三味線草・壱」(harmonia ensemble委嘱作品、2014/㈱ブレーン)「眞實」(2014/教育芸術社)など。

これまでに作曲を、生野 陽子、田村 洋彦、北村 昭、山本 純ノ介、近藤 譲の各氏に師事。ピアノを村田 悦子、森 尚史、北川 暁子、小山 京子の各氏に、声楽伴奏を藤田 昌克氏に、ジャズピアノ、理論を、辛島 文雄の師である田村 勝哉氏に師事。

●混声合唱

森田花央里:混声合唱組曲「青い小径」

●男声合唱

森田花央里:男声合唱組曲「青い小径」

森田香央里さんの学生時代は?

森田香央里
東京藝術大学Twitterページより

森田さんはどのような学生時代を送っていたのでしょうか。

「歌と音楽を愛するみんなが最高に輝けるステージ」が必要だと感じた九州時代

森田さんは自身の学生時代について、インタビューの中でこのように話されています。

「学生時代、合唱と卓球をやっていた身として、クラスのヒエラルキーの中でめっちゃ地味だったように記憶しています。(※個人の体験に基づきます。)本来、音楽ってめっちゃカッコイイものなんで「歌と音楽を愛するみんなが最高に輝けるステージ」が必要だと思いました。音楽とともにある人は、他人から羨望の眼差しを受けなければいけないんです。アーティストがライブをするみたいに、オーディエンスを巻き込んで踊ったり笑ったりハイタッチしたりウェーブしたり駆け回ったり。そして、あの人へ届けるために歌うの。」

大学は芸術系の難関校「東京藝術大学作曲科」に進学

森田香央里さんの母校である「東京藝術大学音楽学部作曲科」とはどんな学校なのでしょうか。

作曲科は、1931(昭和6)年に東京藝術大学音楽学部の前身である東京音楽学校に設置されて以来、ヨーロッパ近代音楽の表現法と技法の研究・教授を行ってきました。1949(昭和24)年の新制大学への移行後も、ヨーロッパの伝統的音楽理論の研究と、戦後の新たな創作様式の統合のうえ、教育研究活動を展開することによって、日本における音楽創造の中核としての機能を担ってきました。

森田香央里さんの現在の活動は?

森田香央里

森田さんは現在どのような活動をしているのでしょうか。

ピアニストや作曲家として精力的に創作活動を行う

ピアニストとしての活動はもちろん、作曲家としても創作活動を行っています。そんな活動内容を一部になりますがご紹介します。

・宮本笑里 – classique deux

「ゲーゼ:ジェラシー」
編曲 森田 花央里

「ガルデル:首の差で」
編曲 森田 花央里

「ピアソラ:リベルタンゴ」
編曲 森田 花央里

・「辻秀幸,洗足学園音楽大学コールファンタジア – 混声合唱とピアノのための組曲「青い小径」
組曲「青い小径」の作曲

・「約束の向こう」
教育音楽 中学・高校版2016年9月号で発表された混声3部合唱の作品。詩も本人の手による楽曲。

・「虹の夢」
教育音楽 中学・高校版2016年12月号で発表された混声3部合唱の作品。詩も本人の手による楽曲。

・「五月に」
教育音楽 中学・高校版2017年6月号で発表された混声3部合唱の作品。詩も本人の手による楽曲。

宮本笑里さんに編曲提供をしていますね!

森田さんは、オーケストラ、合唱、吹奏楽、アンサンブル、ソロなど、可能な限り対応。また、編曲、委嘱も。各種BGM、ジャズやポップスのポップスの楽曲アレンジ、演奏用楽譜、パート譜の制作、DAW生演奏による音源制作も行っています。自身の作品では日本語、英語の作詞も手掛けています。

月に10本以上のライブに出演

横浜市・関内のジャズピアノ・バー「アールズ トライベッカ」で開催されているランチタイム JAZZ SOLO & SESSION、東京・竹芝のレストラン「TSUKI sul La mer」のディナータイム演奏などで活躍。月に10本以上のライブに出演されています。

森田香央里さんが作曲を担当した「児童合唱組曲くまモン」とは?

森田香央里
Youtube「熊本県立劇場・ケンゲキアートチャンネル」より

森田さんが作詞作曲を手掛けた、人気ゆるキャラ「くまモン」の歌「児童合唱組曲くまモン」は、どのような曲なのか見ていきましょう。

児童合唱組曲くまモン

森田花央里 作詞・作曲/児童合唱組曲「くまモン」

2016年8月28日に行われた第58回熊本県芸術文化祭。気鋭の作曲家・森田花央里さんは、この演奏会のために児童合唱組曲「くまモン」を手がけました。世界的指揮者の「ヤマカズ」こと山田和樹氏を芸術監督に迎えた特別企画となり、出演は、
出演 指揮:山田和樹
合唱:東京混声合唱団、芸文祭合唱団、芸文祭少年少女合唱団
管弦楽:芸文祭オーケストラ
でした。

会場となった熊本県立劇場は、2016年4月に発生した熊本地震の被害で休館となり、さまざまなコンサートやお芝居などが中止・延期となりました。4カ月余りの休館を経て、再開後初めてのコンサートで披露されたのが、『児童合唱組曲「くまモン」』です。この曲は、劇場再開のシンボルとなりました。

児童合唱組曲くまモンの公式YouTube

児童合唱曲「くまモン」は、「くまモンの応援歌」「くまモンのタンゴ」「くまモンのハッピーバースデー☆」の3曲で構成されています。

「くまモンの応援歌」
https://www.youtube.com/watch?v=WxUgExkLhGY&list=PLzUk38asEm7bLRb_Y_9GIvgTcMEoNnqRc&index=1

上記でご紹介した映像はどれも、
指揮:山田和樹
伴奏:森田花央里
演奏:芸文祭少年少女合唱団(大津少年少女合唱団、NHK熊本児童合唱団、熊本少年少女合唱団、ジュニアコーラスanimato、山鹿少年少女合唱団)
日時:2016年8月28日(日)
会場:熊本県立劇場 コンサートホール
での合唱の様子となっています。
 
どの映像も子どもたちが楽しそうに歌っていますね。

まとめ

ピアニストであり、作曲家の森田香央里さんについてご紹介しました。みなさんも聞いたことがある曲もあるのではないかと思います。弾き語りやJazzなどレストランなどで演奏をされているようなので、生演奏を聴きに行ってみてはどうでしょうか。最後までお読みいただきありがとうございました。

本特集記事はPRです