ESR株式会社CEOのスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏ってどんな人?

デジタル時代に後押しされ、アジア太平洋地域最大級の不動産アセットマネジメント会社
【ESR株式会社】。ジェフリー・シェン (沈晉初)氏とスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が共同で創設し、共同CEOを務めています。この記事では、ESR株式会社と、そのCEOの1人であるスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏についてまとめました。

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スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とはどんな人物か。幼少時代は?

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)
スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は、スコットランド最大の都市グラスゴーの西にある、ペイズリーという街で育ちました。ペイズリー柄の名前の由来となった街です。スコットランドの標準的な家庭で、3兄弟の末っ子。

両親や周りの人から、とても好奇心の強い子どもだと言われていました。いつも質問をし、時にやっかいな質問もあり両親をよく困らせていたそう。また、せっかちな子どもでいつも早く大人になりたいと思っていました。

8歳頃に鳥類学に大変興味があり、よく木や崖に登って鳥の卵を探したりしていました。スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は鳥の卵を集めてそれらを分類して、時々友達とコレクションを交換していました。

何年かして、サッカーに興味を持ち始め、スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏サッカーチーム、グラスゴーのレンジャーズFCの熱狂的なファンに。毎週土曜にサッカーを見に行くようになって、鳥の本からは次第に離れてしまいました。現在は、そのグラスゴー・レンジャーズFCの共同オーナーを務めています。

子どもの頃描いていた将来の夢は、「将来、アジアに住んで一山当てること」。

当時はアジアがどこにあるかすら分かっていなかったものの、6歳でアジア文化に触れて魅了されて以来、漠然とアジアに行って自分自身で何かをやってみたいと思っていましたのだそうです。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が立ち上げたESR株式会社とは

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)
ESR市川ディストリビューションセンター

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏が設立したESRは先進的物流施設・データセンターを両輪としたニューエコノミー不動産プラットフォームを形成するアジア太平洋地域(APAC)最大級の不動産アセットマネジメント会社。2016年に「E-Shang(イーシャン)」と「REDWOOD(レッドウッド)」の経営統合によって設立されました。「E-Shang(イーシャン)」と「REDWOOD(レッドウッド)」の頭文字がESRの由来です。

香港にグループ本社を置き、日本・中国・韓国・シンガポール・インド・オーストラリア・ニュージーランド・インドネシア・ベトナムなどAPACのGDP95%以上を占める主要国で事業を展開し、欧米諸国にも拡大。

ESRはデジタル時代においてその社会・経済インフラである先進的物流施設・データセンターと商業・事業用不動産など複数のアセットクラスを通じ、多様化するお客様のビジネスをサポートし、投資家の皆様にはポートフォリオの最適化と利益を確保すべく循環型投資エコシステムを提供しています。

ESRは2019年に香港証券取引市場で上場

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)
スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏、ジェフリー・シェン氏

2019年11月1日には香港証券取引市場にて上場企業となりました。2022年1月にESRがARAアセットマネジメントの買収完了を発表した際、現在のESRの株式の保有状況について明らかにされました。現在、創設者と経営陣は合計23%の株式を保有する最大の株主となっています。

また、スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏、ジェフリー・シェン氏ほかの主要な起業家と共にESRを共同創設したウォーバーグ・ピンカス氏はESRグループの13.2%の株式を保有する最大の機関投資家になります。スチュアート・ギブソンを含めた3人の共同創設者は、1株も売却することなく保持しているのでオーナーシップも所持しています。そのため戦略や改変などの決断も素早く行うことができ、よりチャンスを掴みやすい企業環境を作ることができているのです。

ESRはESG(環境・社会・ガバナンス)への取り組みは企業発展に不可欠と考えており、事業活動を通じて持続可能な社会の発展に寄与していく、としています。

ESR株式会社の事業内容

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)
ESRが手掛ける事業

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏率いるESRの事業の柱は、投資・ファンドマネジメント・開発です。世界経済の中で最も急速に成長しているアジア太平洋地域において、ニューエコノミー不動産と優良な事業用不動産のライフサイクル全般に資金を循環させる私募ファンドとリートを運用し、先進的物流施設、データセンターおよび事業用施設の開発・管理を行っています。

◆ニューエコノミー

先進的物流不動産とデータセンターのスペシャリストであるESRとLOGOSが、2022年1月に統合し、事業拠点はアジア太平洋地域のGDP 95%以上を占める10か国に拡大しました。ESRは業界トップクラスの運用資産残高、開発プロジェクト数を誇る、アジア太平洋地域最大級のニューエコノミー不動産プラットフォームを形成する不動産会社となりました。

◆REIT(リート)

アジア太平洋地域では、新たな REIT 法の施行や、専門家や機関投資家による不動産の所有・管理に対する需要の高まりによって、さまざまな証券取引所でREITが誕生しています。ESRはアジア太平洋地域最大級のREITのスポンサーであり、運用会社となっており、不動産の証券化に有利な立場にあります。

◆私募ファンド

総合的なファンド・マネジメント・プラットフォームは、多様なアセットクラス、戦略、リスク・プロファイルおよび複数地域にわたる、第三者の投資ビークルによる私募ファンドで構成されています。この私募ファンドと上場リートを活用し、投資家が資金を循環させ最適なポートフォリオを保つことを可能にするESR独自の「循環型投資エコシステム」を構築しています

◆関連会社・事業

ESRはプロパティマネジメント事業、インフラ投資、関連会社への投資などにより、アジア太平洋地域の不動産投資・運用エコシステムの総合力を高めています。

ESR株式会社が有する先進的物流施設

続いては、ESRの物流施設を紹介します。

◆中国

上海、北京、広州を中心とする三大経済圏で、中国最大規模の物流施設ポートフォリオを所有するリーディングカンパニーとなりました。大手Eコマース企業が主なお客様で、中国のEコマース市場の急成長とともにさらに事業の拡大を目指します。

◆日本

三大都市圏(首都圏・関西圏・中部圏)と九州に、先進的物流施設とデータセンターを開発・運営しており
「尼崎ディストリビューションセンター」はアジア最大規模の延床面積。デジタル時代においてeコマースのますますの需要拡大が見込まれており、今後もお客様の高いニーズに応える先進的物流施設・データセンターを積極的に開発し、お客様のビジネス拡大をサポートしていきます。

◆韓国

ソウル・釜山を中心とする二大都市圏に、先進的物流施設の開発・運営・投資を行っています。 首都ソウルでは最大級の物流不動産会社に成長しており、今後も新たな物流施設開発とコア型およびコアプラス型ファンドの運用機会を
探求していきます。

◆シンガポール

2017年にESR-LOGOS REITの運用会社を傘下に収めたことによって、主要都市のビジネスパーク、物流施設、産業用不動産などの優良不動産に投資するESR-LOGOS REITの第2位株主となりました。

◆インド

インドでの先進的大型物流施設の需要の急速な伸びを受け、2017年にインドに進出。ムンバイ、プネー、デリー、チェンナイ、バンガロール他インドの大都市圏で先進的物流施設を開発・投資しています。

◆オーストラリア

2018年に設立したばかりであるものの、その強固な開発パイプラインにより今ではオーストラリアを代表する工業団地とビジネスパークを開発する不動産会社の一つとなっています。

◆ベトナム

2021年にベトナムへ進出し、高成長の東南アジア地域での事業基盤をさらに拡大しました。

◆インドネシア

インドネシアは世界第4位の人口を抱える東南アジア最大の経済大国。アジア太平洋地域における先進的物流施設の開発とアセットマネジメントの専門知識を活用し、近代化が加速化するインドネシアの物流市場の需要拡大に対応していきます。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏とESRが目指すもの

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)
ESRウエブサイトより

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏、そしてESRがどんな価値観を持ち、何を目的としているのかまとめました。

スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏ら経営陣とESRが掲げる目的

ESRとスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏らESRの経営陣は、持続可能な未来に向けたニューエコノミー不動産開発・投資ソリューションを提供することを目的としています。
ESRはニューエコノミーに後押しされ、アジア太平洋地域最大級の不動産アセットマネジメント会社となりました。デジタルエコノミーが席巻する今日。不動産業界でも市場構造やビジネスモデルが目まぐるしい変化を続ける時代の潮流を捉え、経営統合でより強化されたネットワークと知見を駆使し、ニューエコノミー不動産(先進的物流施設・データセンター)の開発と成長著しい当セクターへのダイナミックな投資機会・ソリューションの提供をさらに加速させていこうとしています。

そうした中、スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏らESRの経営陣は顧客、取引先、投資家、地域社会、従業員など全てのステークホルダーに長期的価値を創出し、持続可能な社会の実現に貢献すべく、企業価値を高めていくことを目指しているといいます。

ESRとスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏らが持つ価値観

ESR、そしてスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏らESR経営陣が目指すのは経済的な価値創出だけではありません。全てのステークホルダーと地域社会の持続的な発展に貢献するために、部門や国を越え、多様な個が活躍する強いチームを作り、未来に向けた革新的な不動産開発と投資ソリューションを提供するという目標に向かって、共に力を合わせられる組織を目指しておられます。

まとめ

アジア全域で大規模な事業を行っているESR。経営トップのスチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)氏は「人材が最大の資産であり、当社の長期的な成長・発展に不可欠な存在」という考えをもっており、働く社員をとても大切に想いながら常に人材を大切にしている会社です。従業員1人1人がプロフェッショナルとしての意識をしっかりともち、強いチームとなって力を合わせて目標達成を目指すことで、ESRという企業は今後も活躍の幅を広げていくことでしょう。

会社概要

  • 会社名:ESR株式会社
  • 所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門4丁目1-17 神谷町プライムプレイスレジデンス 3階
  • 代表者:スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)
  • 設立: 2016年
  • 公式サイト:https://www.esr.com/jp/
  • 事業内容:物流不動産の開発・所有・運営・投資助言

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